FC2ブログ
子どものストレス
2012 / 11 / 06 ( Tue )
子どものストレス

中学受験をする子は、小学6年生です。
当たり前のことですが、受験生のお母さんは、
これを忘れてしまっている方が非常に多く感じます。

特に、中学受験を経験したことがないお母様は、
この傾向が顕著に表れている気がします。

ご自分が経験した大学受験時代を思い出されて、
やる気をなくしているお子さんを叱っている光景をよく目にします。

所詮は12歳の子供ですから、
成績が落ち始めると、一気にやる気を失います。
宿題をやれと言っても、サボります。

12歳であることを前提に対策を考えないで、
正論だけで叱りまくるのは逆効果です。

私も親ですので、怒りたいお気持ちは凄くわかります。
ただ、大人でもご褒美がなければ、働きませんよね?
子どもはお母さんに褒められるために、一生懸命頑張っています。
本当にお母さんのことが大好きで、
多少お母さんがおかしなことを言っていても、黙って耐えています。
ほんとうにかわいそうだなと思う時があります。


ここで面白い傾向を一つ挙げてみたいと思います。
このように普段から怒りまくっているお母さんの方が、
宿題に対するチェックが甘いという事実です。

普段は温厚なお母さんの方が、宿題のチェックが厳しく、
宿題が終わっていなければ、
疲れていようが、眠かろうがやらせます。
「やらなければならないことはやらせる」という信念があります。
こういったお母さんは、ご自分でも受験勉強をしてきたようで、
どのあたりが子供の限界かを見抜いています。
そのため、子供が甘えてきても、きっぱりと突き放します。

これに対して、
普段から怒りまくっているお母さんは、
意外と子どもに甘く、すぐに許してしまう傾向があります。

といいますか、おそらくご自分にも甘いのだ思います。
自分が疲れているとき、または忙しい時に、
子供が自分に迷惑をかけてくるから、怒鳴る。
宿題のチェックはしなければならないことはわかっているが、
自分が疲れていると、ちょっと面倒くさい。
そうすると、子供の自主性というマジックワードでごまかしてしまう。
「自分の受験なんだから、自分で責任を持て!」
と言い放ち、子供に反論できない状況に追い込んでしまいます。

確かに、お母さんのおっしゃる通りなのですが、
やはり12歳なので幼い子はいます。
早く大人になっているこの方が、中学受験は明らかに有利です。
この辺のことを冷静に客観的に判断して対応したほうが、
合格しやすいのですが・・・・

このような状況のため、
やらなければならないことが、いつまでたっても進みません。
毎日宿題をやったかノートをチェックすることをお願いしても、
忙しいのですべては出来ないとのこと。
10分もかからないんだけどな~と思いながらも、
こちらからはお願いするのが精いっぱいです。

そのあとは、再びお母さんのお説教タイムです。
「あれだけ注意したのに、なんで毎日わたしのところに見せに来ないの!!!」
そんなことができるなら、宿題をきちんとやってますよ!
と突っ込みたくなりますが、
なかなか言えません。

「うちの子は整理整頓や予定を立てることができないので、毎日の宿題を詳細に書いてください」とお願いされました。

かなり詳細に書いていますが、
そもそも子供がきちんと読まないので、当然やりません。

こういう子はノートも汚いですから、やったとしても、
どこにやったかを判別するのに時間がかかります。
簡単に判別されたら、自分がサボっていることがばれてしまうので、
ノートの書き方を指導しても、当然直しません。

もうこうなると、正直受験を辞めるべきだと思います。
やる気がないのに、無理やり中学受験をする必要はない気がします。

確かに、毎日のように家庭教師をつけて無理やり勉強させれば、
中堅校ぐらいまでなら、こういう子でも合格すると思います。
ただ、そこまでやる必要があるのかな???といつも疑問に思います。
仮に合格しても、当然ですが授業について行けません。
そして、中学に入っても、また家庭教師です。

詳細に宿題を書いてもほとんどやらないお子さんと、
詳細に書いた宿題のメモと子供のノートを見比べることすらできないお母さん。
「子供は親の鏡です」という言葉を思い出しました。
私も親なので、しっかりと子育てをしなければと、気を引き締めております。


こういったご家庭でも効果的に家庭教師を使うことはできます。
ただ、まずはご家族で受験をするのかどうかを、もう一度話し合って結論を出してから
家庭教師を依頼した方がいいと思います。
お子さんの本当の気持ちを聞いてあげてくださいね!

合格という目的を達成するための方法を採るのか、

教育・しつけの一環として受験を捉えているので、
合格よりも教育に適した方法を採るのか

をはっきりさせないと、どちらの効果もでないと思います。

急に寒くなりましたね。
体調管理には十分に気をつけてくださいね!!



ランキングに参加しております。
もしよろしければ、ご協力の方、よろしくお願い致します!!
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村



中学校受験 ブログランキングへ


にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村


にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村



スポンサーサイト



11 : 14 : 34 | ブログ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
興味深い記事
2012 / 11 / 01 ( Thu )
興味深い記事

興味深い記事が発表されましたね。
3年以内の離職率が最も高かったのは、
学習塾講師や私立学校の教員などの「教育、学習支援業」で48・8%でした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121031-OYT1T01852.htm?from=main5

子どもの人生がかかっているので、
ご両親から期待は、当然大きくなり、
先生にかかる負担は、相当大きくなります。

家庭教師先で、塾に対する不満を耳にしますと、
塾の先生も大変だなと思います。

もっとも、ご家庭にお伺いして指導する家庭教師も、
味方はゼロで完全アウェイ状態なので、けっこうキツイですね。



最近、東大生をウリにしている家庭教師センターが増えた気がします。

私ももともとは「東大創秀会」というところをメインに指導していたので、
人のことは言えないのですが・・・(もっとも、私は東大ではありませんが(笑))。

言うまでもなく、東大生の皆さんは優秀です。
頭が良く、点数を採るのが上手だから東大生なんです。

ですので、勉強の習慣がついている子には、
とても有効な先生だと思います。

言われたことを聞いて、それを使って解こうとする子は、
東大の大学生の先生で、どんどん伸びると思います。

私も以前、東大創秀会で御三家志望の子ばかり指導していた時期がありました。

おそらく他の先生方も同様の意見だと思いますが、
御三家志望の子を指導するのは、かなり楽で楽しいんです。

少しヒントを出しただけで、一生懸命考えてくれる。
説明すれば、きちんと聞いて、あとで復習してくれる。

そのうえ、指導ストレスは少ないのに、
御三家というだけでお給料が良い。
さらに、合格すれば、御三家に合格させたと書くだけで、
なんかすごいと思っていただける。

実際には、「この子は僕が教えなくても合格するな」と思っていますが・・・

負担が大きいのは、偏差値が低い子を指導する場合です。

この場合に皆さんはどう思いますか?

簡単な問題を教えているのだから、誰でもできるはず。

ちょっと解答を見れば、親だってできる。

代わりはいくらでもいるのだから、お給料も安くて当然だ。

こういう考えの方が多いと思います。
私も教える側でなければ、こう思っていると思います。

ただ、実際に代わりがいっぱいいるのは、
偏差値の高い子を教える場合だと思います。

なぜ勉強しないかと言えば、

自分が嫌いなことはやらないからです。

我慢ができないからです。

自分の都合の悪いことは聞かないからです。

こういう子たちに勉強を教えるためには、
最終的には我慢することを教えなければなりません。

最初は楽しく授業をしていれば済みますが、
ご両親が望むような学校に入れるためには、
やはりしつけをし直さなければならない部分が多いです。

「お金を払っているんだから当然だ」という意見もあると思います。

親が毎日一緒にいてもしつけができないのに、
週に2時間ぐらいでしつけができるようであれば、
こんな状態にはなっていませんよね?

家庭教師としても、いただいた時間内で最高の効果を出したいと考えていますが、
やはり無理なものは無理な時があります。

お子さんの状況がどういう状況なのかを見極めて、
学生を使うのか、プロを使うのかを判断するのがよいと思います。



幼稚園選びの時に、あるお母さんがこんなことを言っていたのを思い出しました。

「うちの子はわがままだから、きちんとしつけをしてくれる○○幼稚園がいいわ」

「うちの子は型にはめられるのが嫌いだから、自由な□□幼稚園にする」

幼稚園は団体行動を学んで、その中で我慢や協調性を養うことが目的だと思います。

家でやるべきしつけを、幼稚園がすべて代行してくれるわけではない気がします。

塾や家庭教師も一緒で、目的は学力を上げることで、
しつけがメインの目的ではありません。
(ある程度の我慢を教えることは、目的の一つだと思いますが)

このあたりのうやむやで曖昧なことをはっきりさせたうえで、
私学、塾や家庭教師選びをした方が、効果が出やすいと思います。

このミスマッチが減らないと、教育関連事業の離職者が減らないだろうなあ
と思う一日でした。



一月校まで70日ぐらいになってきましたね!
風邪をひかずに、頑張ってくださいね!
お母さんとお父さんもお体に気を付けて、頑張ってくださいね!


ランキングに参加しております。
もしよろしければ、ご協力の方、よろしくお願い致します!!
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村


にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村

中学校受験 ブログランキングへ


10 : 52 : 07 | ブログ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム |